それはハッピーエンドなんだ

脱・フリーランス!起業した30代独身男の写真や音楽、生活や旅のおはなし

2日目 Part3 風に吹かれて台北市を超えていた!?(2018.3.1)


 

迪化街を抜けて海の見える公園で一休みを終えた僕たちは

次の目的地をどこにしようか検討中...

というのも、今日は夕方から九份へ行く予定なのですが

まだ昼間だっていうこともあってまだまだ時間があるんです... 

 

台湾旅 - 2日目 Part3 -

 

でも僕たち結構歩いてしまったし、何より陽射しが強いもんで

なかなかの体力消耗。結構疲れちゃったよね〜なんて。

 

そこで、ふと思いついたのがwebで見たのか、本で見たのか...

 

「台南には傘がたくさん開いてあるスポットがあるらしい!」という情報。

 

で、台湾にくる前に台北市周辺にもあるんじゃない?ってことで調べたら

どうやら上の方にもあるらしいということをうす〜いところで覚えていた僕たちは

スマホでカチャカチャ。

 

どうやら板橋区っていうところにあるらしいという情報をキャッチ!

 

ただ、その時は全く気づいていたなかったんだけれども

板橋区っていうのは、もはや台北市じゃないんですね!笑

 

このブログを書くにあたって地図を見返していたら

台湾の新北市というところらしいと!

(New Taipeiってかっこよくない?!)

 

この新北市板橋区にある板橋435藝文特區というところに

なんと、無数の傘が開いているスポットがあるらしいという情報をキャッチしていたので

時間もあるしいってみようってことで、タクシーをつかまえていってみることに!

 

なかなか距離があって300元ぐらいの支払いになったんだけど

フリーウェイだから高速タダだしお得ですね〜。

 

で、タクシーに乗っかって20分ぐらいですぐに現地には到着したのですが...

 

わかります?

 

わかりますよね?

笑った

 

笑った

 

ほれ、笑なよ

 

何度見たって開いてないんだわさー!

 

でも、諦めないよ僕。

この建物の中にはいってみると各部屋でアート作品が展示されてるような感じで

各々アーティストさんらが自由に作品を展示している感じだったんだけど

声をかけてあの傘は開かないのかなあ?そして、なんなら開いてもらえないのかなぁ?

って突撃しにいったら、快く笑顔で迎えてくれて「今日は風が強いからだめなのよーはははははー(笑)」とのこと。

 

 

!!!!?!!!

 

せや!!!!今日めっちゃ風強いやああああ!!!!!!!

そりゃそうだわあああ!!!

 

中正紀念堂からビュンビュンだったし、さっき海沿いのところでも風強すぎたんだったあああああ!!!

 

ってことで残念すぎてすぐに退散。

建物の中見てけばいいのに一切見ないで退散。

 

今思えば、少しぐらい見に行けばいいのに。って今このブログを書きながら思っています。

それだけなんか傘が開いてないことにショックというか、なんかもうええわってなったんかな。笑

 

ちょっと周辺うろうろしたんだけど、さっきの建物意外はこのあたりなんもなくって

すぐにタクシーつかまえる方向で行動開始です。

 

こういう裏路地は絵になるけど、ちょっと静かすぎて不気味な感じもあるね。

 

不気味といったらあれだけど、まぁとても静かでなんだか変な感じ。

 

新北市銀髪倶楽部の看板が気になって一枚。

昔の僕も銀色の髪の毛してましたな。

 

 

新北市街 陽射しが強いのがうかがえる。

 

 

 

 

ちょうどこの陸橋の上から写真を撮っていたら

なんだかはっきりと遠くからチープな音が聞こえてきてね

そっちの方向みると、なにやらおっきな黄色い車がやってくるんですよ。

で、なんとなく気になって見ていたらどうやらごみ収集車のようでして。

 

その音を聞いた近所の住民たちがドドド!とゴミを抱えて家から出てくるのが見えたんですよ。

 

自分の家の前で並んでごみ収集車がくるの待ってるの。

中には小さい男の子や女の子も親の手伝いでゴミを持って出てきてさ

 

ごみ収集車に投げ込んでいたんだよね。

男の子が、ごみ収集車のお兄さんに「いれていい?」と聞くと「投げちゃえよ」みたいな

やりとりをしててね、手振りとかみてたらなんとなく僕にもそれが伝わってきて

なんだか、僕にとっては素敵な光景にうつったんですよね。

 

耳に残るあの音と、その日常のやりとりを目にして

僕の心はとても、不思議にあったかくなったんですよね。

 

お母さんも、東京のお母さん!って感じの人じゃなくてさ

良い意味で母ちゃん!みたいなお母さんで、男の子もどこか古っぽい

やんちゃな感じ。僕のおにいちゃん、、いやもっと上かなー。僕のお父さんの子供時代、、

とまではいかないけれど、どこか古い感じがしてあったかいなと思いました。

 

あんな風にごみ収集車がくるのを並んでいる子供たちをみて

こんな不思議な気持ちになるとは思いもしなくて、この旅がとても僕にとって新鮮なものなんだなと

その時痛感したんですよ。きてよかったなって。

 

まぁ隣みたらこの人疲れてましたけど。(カメラめっちゃ持たせててすまない。)

 

このあと、僕たちはこのワンちゃんがちゃんと左右の確認をして

車がこないのを確認して横断歩道をわたっているのを見て

「旅ってやっぱり最高だな(笑)」とここでも痛感した後で

タクシー捕まえて一度台北市に戻ることにしました。

 

 

これは余談なのですが、板橋付近で捕まえたタクシーにこのまま九份にいけるかい?って聞いたら

「ダメに決まってるだろ(半笑)」みたいな感じでいわれた理由がわからなかったんだけど

先ほど、この記事にも書いたけど市が違うし、遠すぎるからそれは当たり前に無理だってことなんだよね。笑

ごめんなさい、あの時の運転手さん!無理をいってしまいましたね。

 

そして、次に捕まえたタクシーの運転手さんにとりあえず台北駅までってことで乗せてもらったんだけどね

タクシーに乗って、いつも運転手さんがすぐにメーターのボタンを押してから発車するんだけど

その運転手さん何もしないで走り出しててね、なんか他にメーター的なものではかってるのかな?って

思っていたら、どうやら単純にメーターを押し忘れていたようで降りる時に100元でいいよっておろしてくれました。笑

なんかごめんなさい!悪気はないのです!無賃乗車する気はなかったのです!
(多分普通に200元はかかるはずだったのにね...)

 

ってことで一度台北駅に戻ってきた僕たちはここから

九份に向かうためにタクシーをつかまえて、交渉をしなければなりません!

 

そのことは次回の記事で書くことにしますっ。